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執筆記事


電力小売自由化時代のITインフラ
ProVISION No.86 技術解説

2015年8月
電力会社の営業システムは数十年の間、電気料金を正しく計算する役割が主で、営業活動を支援する役割は大きくありませんでした。自由化時代になるとこれまでの役割に加えて競争を支えるという重大な役割を担う事になります。自由化への環境変化と同時に訪れる様々な変化に対応するために電力会社のITシステムは大きく変わらなければなりません。電力システム改革は電力会社のITインフラ改革でもあります。

論理分割環境におけるCPU資源最適化の検討と評価

J-GLOBAL ID:200902263069454812   整理番号:06A0557270

2006年06月20日
Evaluation and assessment of CPU resources optimization in the Easy-Sysplex systems

IBM zSeries WorkLoad Managerを活用したCPU資源抑止手法の検討と評価

情報処理学会研究報告 : IPSJ SIG technical reports

2007年3月

遠隔コピー機能による災害対策システム構築に関する考察

情報処理学会研究報告システム評価(EVA)

2003年5月
災害によるData損失が社会的に大きな影響を与えるようなSystemにとって、広域災害発生に備えたBackup-Centerの準備は必要不可欠である。この準備にはレベルがあり、「どのタイミングまで」「どのくらいの時間で」回復出来るのかという2つの要素によってそのレベルを判断する事になる。回復ポイントが災害発生時に近いほど、また回復にかかる時間が短いほど、Backup-Centerとしての完成度が高いと言える。この完成度向上へのアプローチは「Backup-CenterのDataの内容を主センターのDataの内容にどこまで近づけておくか」という事へのアプローチと同義である。この要件を実現するためのSolutionとしては同期型のPPRC(Peer to Peer Remote Copy)及び非同期型のXRC(eXtended Remote Copy)等が提供されており、これらの機能は発表以来多くの点で機能強化され、今後も多くの面で機能拡張が予定されている。 非同期型のXRCは、主センター側で走行している業務の性能に影響を与えにくい事から、比較的適用しやすいSolutionであるといえる。ただし適切な回線の見積もりやBackup-Centerにおいて稼働させる処理装置の能力見積もりが非常に難しいSolutionでもある。500volumeの全量転送型Backup-Centerを構築する上で、どの様に現行業務を分析し、実装するCopy能力(Backup-Center側の処理装置の能力)をどのように評価するかという点において実際に採用した手法を紹介する。また、将来期待する遠隔コピーの構成についても言及した。